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2008年11月24日(月) 00時00分

県境の赤名峠でたすきつなぐ中国新聞

 「備後」「出雲」の領地拡大を懸けて、三次市布野町と島根県飯南町の住民たちが競う「国盗り駅伝大会」が23日、広島、島根県境の赤名峠の砂利道で開かれた。

 スポーツ少年団や消防団、地域選抜など、両県から5チームずつが参加。「銀山街道」「出雲街道」と呼ばれる旧街道と一部が重なる峠道の8.6キロで、たすきをリレーした。

 飯南町の飯南高野球部韋駄天(いだてん)組が、5区間を30分15秒でつないで優勝した。全チームの順位で競う地域対決は備後が勝利。「新国境とし定めおく」と記した札を、県境から1メートル飯南町側に立て領地を広げた。

【写真説明】赤名峠の頂上をスタートする第1走者

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811240005.html