2008年11月24日(月) 18時33分

＜野口みずき＞故障後初めてハーフに参加…「出てよかった」（毎日新聞）

　北京五輪女子マラソンを故障で欠場した野口みずき（シスメックス）が２４日、神戸市で開かれた神戸全日本女子ハーフマラソンの１０キロの部に飛び入り参加し、故障後、初のレースを味わった。

　過去の優勝者として表彰式に参加する予定だったが、前日に「時間があるので走ってみたい」と出場を決めた。五輪直前に痛めた左脚付け根は、約２週間前に医師から練習再開の許可が下り、現在はジョギングなどで、本格的な練習に向けての体づくりを始めているという。

　レースには、長袖のジャージー姿で出場。市民ランナーと一緒に、１０キロを４６分台のゆっくりしたペースでゴールした。野口は「久しぶりだったけど、沿道の声援も多くて本当に出てよかった。走れる体になって練習を積めてから、いろんなレースに出場したい」と久しぶりのレース感覚を楽しんだ。【百留康隆】

　ハーフマラソンの記録は次の通り。

　◇神戸全日本女子ハーフマラソン（２４日・神戸市）　

　（１）ジュリア・モンビ（アルゼ）１時間９分４５秒（２）脇田茜（豊田自動織機）１時間９分５７秒（３）須沢麻希（京セラ）１時間１２分２９秒（４）小崎まり（ノーリツ）１時間１２分４２秒（５）木崎舞（京セラ）１時間１２分５８秒（６）尾崎朱美（セカンドウィンドＡＣ）１時間１３分３９秒

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