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2008年11月23日(日) 01時47分

「事務次官殺した」と男出頭 銃刀法違反容疑で逮捕へ東京新聞

 22日午後9時20分ごろ、東京都千代田区霞が関の警視庁本部に男が出頭し「おれが事務次官を殺した」と警備の機動隊員に話した。男は血の付いた手袋とナイフ、スニーカーを所持しており、警視庁は麹町署に同行、銃刀法違反容疑で逮捕する方針。元厚生次官ら連続殺傷事件に関与した疑いが強いとみて捜査する。

 警視庁によると、男は46歳で「コイズミ・ツヨシ」と名乗り、さいたま市北区東大成町の「小泉毅」名の免許証を持っていた。「昔、保健所にペットを殺され腹が立った」などと話しているという。

 男は連続殺傷事件の犯人の目撃情報と同じ身長165センチで、さいたま市の住民票も所持。サバイバルナイフ8本を持ち、2本に血が付着していた。うち1本は全長33センチ、刃渡り20センチだった。車は川越ナンバーのレンタカーで、後部座席には段ボール箱があった。

 連続殺傷事件は18日午前発覚。さいたま市南区の元次官山口剛彦さん(66)宅で、山口さんと妻美知子さん(61)が玄関で胸などを複数回刺され死亡しているのが見つかった。同日午後6時半ごろには、東京都中野区の元次官吉原健二さん(76)宅玄関で、吉原さんの妻靖子さん(72)が宅配便を装った男に胸を刺され重傷となった。

 警視庁によると、男は過去に宅配便の仕事をしたことがあると話しているという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008112201000853.html