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2008年11月23日(日) 17時22分

高知でまたガラス破壊!社長がゴルフ場役員兼務スポーツ報知

 22日午後11時35分ごろ、高知市南はりまや町二丁目の食品卸業「旭食品」本社で、爆発のような音がしたと通報があった。高知署員が駆けつけ、玄関のガラス9枚が割れているのを見つけた。けが人はなかった。

 県警によると、爆発物のようなもので壊されており、天井の一部が壊れ、床にえぐられたような穴(直径約10センチ、深さ約4センチ)が開いていた。爆発物の破片とみられる金属片も落ちていた。

 約30キロ離れた高知県芸西村のゴルフ場では18日、クラブハウスのガラスが爆発物で破壊された事件があった。旭食品の竹内克之会長はゴルフ場を経営する「黒潮観光開発」の役員を兼務しており、県警は23日、同一犯による事件の可能性もあるとみて捜査本部を設置、建造物損壊容疑で調べている。

 竹内会長は県公安委員も務めている。旭食品は「犯行予告や声明はなく、よく分からない。警備を強化する」としている。

 芸西村のゴルフ場は27日から開催される男子プロゴルフトーナメント「カシオ・ワールドオープン」の会場。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081123-OHT1T00150.htm