記事登録
2008年11月23日(日) 06時03分

55歳教諭が学校の新品運動具盗んで売るスポーツ報知

 警視庁綾瀬署は22日までに、学校内で部活動の運動用品を盗んだとして、窃盗の疑いで、都立足立高校定時制教諭で国語科の菊地良治容疑者(55)を逮捕した。容疑を認めているという。

 調べによると、菊地容疑者は8月下旬、定時制の生徒会室に保管してあった野球グラブ、バレーボールネット、ストップウオッチ、陸上競技用の円盤など22点(約9万3000円相当)を盗んだ疑い。

 高校によると、盗んだのは購入直後の新品ばかりで、インターネットオークションに出品。「すべて売った」と話している。部屋の鍵を勝手に持ち出して忍び込んだとみられ、高校が9月上旬に被害を届け出ていた。

 同校の蒲井和久校長は「誠に遺憾。(菊地容疑者は)07年春の着任で、学校行事に積極的にかかわるタイプではなかった。21日の全校集会で経緯を説明したが、生徒は驚いていた」と話した。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081123-OHT1T00067.htm