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2008年11月23日(日) 10時30分

経済対策で独自法案検討=麻生首相との違いアピール狙う−民主・小沢氏時事通信

 民主党の小沢一郎代表は23日、NHKの番組に出演し、政府・与党が追加経済対策の裏付けとなる2008年度第2次補正予算案の今国会提出を見送ることに関し「わたしたち自身の経済金融対策の法案を延長国会に出そうかと検討している」と述べ、独自の法案を提出する方向で党内調整する意向を明らかにした。経済対策重視の姿勢を示し、麻生政権との違いをアピールする狙いとみられる。
 番組で小沢氏は「中小零細企業にとっては年末が一番の危機だ」と強調。同時に経済対策優先を掲げる麻生太郎首相を「衆院解散を先送りするための口実でしかなかった」と厳しく批判した。首相が補正提出見送りの理由として「(小沢氏を)信用できない」などとしていることに対しては「チンピラの言い掛かりみたいな話だ。一国の首相としては情けない限りだ」と強い不快感を示した。 

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日ロ首脳会談要旨

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081123-00000036-jij-pol