飲酒運転で３人死傷、25歳男を逮捕　広島市東区（中国新聞）

2008年11月23日(日) 22時35分

　二十三日午前八時二十五分ごろ、広島市東区戸坂千足二丁目の県道交差点に進入した乗用車が、左右方向から走ってきた会社員三上義明みかみ・よしあきさん（52）の乗用車と、ライトバンに相次いで衝突した。

　三上さんの同乗者で妻の由美子ゆみこさん（50）＝同区戸坂千足一丁目＝が胸を強く打ち死亡した。三上さんは肋骨ろっこつを骨折、ライトバンの運転手（34）も軽傷を負った。

　広島東署は、自動車運転過失致死傷などの疑いで、衝突した車を運転していた同市中区小町の会社員大久保彰記おおくぼ・あきのり容疑者（25）を逮捕した。呼気一リットル当たり約〇・四ミリグラムのアルコールを検出した。

　現場は信号機のある交差点で、同署は当時の信号の状況を調べている。

　事故直後、大久保容疑者は自ら一一〇番した後、現場から立ち去り、約三十メートル離れた太田川に入っていたところを署員が見つけた。