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2008年11月23日(日) 09時59分

宮島—ドーム航路に新遊覧船中国新聞

 世界遺産の原爆ドーム(広島市中区)と厳島神社(廿日市市宮島町)を結ぶ「世界遺産航路」に22日、新しい遊覧船が就航した。外国人など宮島への観光客増加に対応するためで、既存船と合わせ3隻体制で臨む。

 ドーム近くの元安橋桟橋で就航式典があり、両市や運航会社アクアネット広島(広島市東区)の関係者ら約50人が出席した。秋葉忠利広島市長が船名「うらら」を発表し、テープカットの後、乗客約40人を乗せて宮島に向かう第1便を、拍手で見送った。

 うららは13トン。定員50人で、宮島までの所要時間は45分。既存の2隻も引き続き使用し、1日8往復から1.5倍の12往復に増やした。

【写真説明】原爆ドーム前を通り、宮島へ向かう新遊覧船のうらら=22日、広島市中区(撮影・浜岡学)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811230040.html