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2008年11月23日(日) 16時30分

官民で公共交通の活用を議論中国新聞

 官民が協力し生活交通の活用を考えるシンポジウムが22日、周南市であった。山口県や各市町、バス事業者などでつくる「みんなが利用したくなる生活交通推進会議」の設立1周年記念に同会議が開いた。

 事例発表で、周南市の最北部にある大潮地区の農業森弘福ヱさん(70)は路線バスの廃止で昨年から始まったデマンド型の乗り合いタクシーについて報告。「過疎化が進む町にはなくてはならない存在」とした上で、「1日2往復と便数が少ないことや、予約の受付時間が早すぎる」と課題をあげた。

 公募したマスコットキャラクターの愛称も発表され、「公共交通を使い、みんなでエコロジー」の意味を込めた「えこみん」に決まった。

【写真説明】路線バスの現状について発表するパネリスト

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811230037.html