子どもを安全にはぐくむための地域の役割について考える広島市青少年健全育成市民大会が22日、広島市中区の市青少年センターであった。
4団体が活動事例を発表。東区の戸坂連合おやじの会は、夏休みに学校の図書室の机やいすを小学生と一緒に製作した活動を紹介した。お互いが顔見知りになり、声を掛け合うつながりをつくることが、地域の安全にも役立つ、と訴えた。
また、元広島県警本部長の竹花豊さんが「青少年問題と大人の責任」と題して講演。暴走族の取り締まりに尽力した経験を基に「子どもは大人の本気度を見ている。真剣に向き合うことが重要」と強調した。
【写真説明】地域の活動を報告する戸坂連合おやじの会