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2008年11月22日(土) 19時29分

橋下知事「ぜひ府庁職員に」中学生“勧誘”スポーツ報知

「生徒会サミット」で中学生と意見交換をする大阪府の橋下知事

 大阪府の橋下徹知事は22日、府内の公立中学校の生徒会役員が交流する「生徒会サミット」に出席。生徒が地域と連携した学校づくりを提案すると、「僕がやりたいことをやってくれている。将来、ぜひ府庁職員になって」とラブコールを送った。

 サミットは大阪市内で開かれ、18校の生徒計34人が参加。「仲間とのつながりを深める」などをテーマに実例を報告し、府内全校で取り組む活動について、知事らと意見交換した。

 橋下知事は、素手、素足で校内のトイレを清掃している学校の取り組みに「感動した。大阪の特徴としてぜひ提案して」。地元の祭りに企画段階から参加するなど、「地域が学校にかかわる」という府の政策を地でいく活動もあり、「大阪の教育も捨てたもんじゃない」と感心しきりだった。

 参加した羽曳野市立羽曳野中学3年は、「生徒会をやっているだけに、(知事の)行動力のすごさが分かる」と話したが、職員への“勧誘”には苦笑いしていた。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081122-OHT1T00208.htm