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2008年11月22日(土) 12時25分

NYの三つ星すし店訴えられるスポーツ報知

 21日付の米大衆紙デーリー・ニューズは、ニューヨークの高級すし店「雅(MASA)」がチップの配分をめぐり、元従業員から民事訴訟を起こされたと報じた。雅は2009年のミシュラン・ニューヨーク版で日本料理店として初めて最高評価の三つ星を獲得している。

 同紙によると、元ウエーターら100人以上がニューヨーク州地裁に提訴。同店は飲食代金の一律約20%のサービス料を上乗せしながら配分せず、それ以外のチップも接客担当以外の従業員と分配する形にされたと主張し、計100万ドル(約9500万円)以上の損害を受けたとしている。米国では一般的に飲食店のチップは接客担当の従業員の副収入とされる。

 雅は共同通信の取材に対し「担当者がいないのでコメントできない」としている。

 雅は04年に開業、お任せコースで1人前400ドル以上の超高級店。(共同)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081122-OHT1T00167.htm