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2008年11月22日(土) 12時50分

派遣削減で労働局が対策班中国新聞

 広島県内の企業や事業所が相次いで派遣社員の削減を打ち出していることを受け、広島労働局は21日、再就職を支援するための離職者対策班を設置した。県内では、マツダが本社宇品工場(広島市南区)の派遣社員約800人を削減するほか、シャープについても福山工場(福山市)の派遣社員約300人を削減する方針が明らかになっている。労働局は今後も同様の動きが広がるとみて対策班の設置を決めた。

 マツダの離職者には6日設置した雇用対策本部で対応するため、対策班ではマツダ以外のケースを担当する。対策班は、契約打ち切りに至った経緯を対象者に説明するよう企業に求めるほか、在職中から再就職支援に取り組むよう指導する。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811220038.html