記事登録
2008年11月22日(土) 16時34分

井原鉄道が定期で2%の増収中国新聞

 福山市神辺町と総社市を結ぶ第三セクターの井原鉄道(井原市)は21日、本年度上半期(4—9月)の営業状況を発表した。運賃収入は通勤定期の増加などで2.0%増の1億6100万円となった。

 乗客数は55万4292人で前年同期比3.4%減。通学定期は高校生の減少で4.3%減ったが、通勤定期はガソリン価格の値上がりや企業訪問による新規開拓で5.2%増えた。一般客は3月末で乗り放題切符を廃止した影響で8.1%減となった。

 通期決算は、来年1月の開業10周年事業による乗客の誘致効果などで2.7%増の3億5600万円と増収を見込む。軽油代高騰や車両点検費用などが響き、通期の経常損失は1億8000万円と15.2%拡大する見通し。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811220030.html