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2008年11月21日(金) 19時07分

<参院清水谷宿舎>環境に配慮した計画変更案、都に提示毎日新聞

 参院清水谷議員宿舎(東京都千代田区)の移転計画を検討している「参院議員宿舎に関するプロジェクトチーム」(座長・西岡武夫議院運営委員長)は21日、低層化し緑化率を引き上げるなど環境に配慮した計画変更案をまとめ、東京都に提示した。西岡氏は近く石原慎太郎知事と会談し、理解を求める。

 新提案は、すべて3LDKだった80戸の一部を単身用の1LDKとし、16階建てを14階建てに変更。緑化率も52%から60%に上昇させる内容。西岡氏は記者会見で「(都の)事務局には了承される感触を得ている」と期待感を示した。ただ、都の同意が得られない場合は隣接する宮内庁宿舎跡地への移転を断念するという。

 計画を巡っては、昨年12月に参院と都の交渉が決裂。工事を受注した企業が契約を取り消す動きも出ている。【山田夢留】

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