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2008年11月21日(金) 11時17分

総務省と警察庁が給付金詐欺防止で協力スポーツ報知

 政府の追加経済対策に盛り込まれた総額2兆円の定額給付金支給に便乗した新たな振り込め詐欺を防止するため、総務省と警察庁は21日、協力して国民に注意を呼び掛けていくことを決めた。鳩山邦夫総務相と佐藤勉国家公安委員長が会談して確認した。

 給付金の支給方法はまだ決まっていないが、総務省は口座振り込みを軸に検討している。

 警察庁によると、これまでにも税金還付などを装い現金自動預払機(ATM)を操作させ、被害者が気付かないうちに現金を振り込ませる「還付金詐欺」が多発。詐欺グループが給付金を新たな口実とする恐れが大きいとみて、総務省はホームページで被害に遭わないよう注意喚起している。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081121-OHT1T00190.htm