記事登録
2008年11月21日(金) 21時23分

<小沢代表>首相批判「これほど発言軽いことなかった」毎日新聞

 民主党の小沢一郎代表は21日、青森県弘前市内で開かれた同党衆院選候補の会合で、郵政民営化などを巡る麻生太郎首相の一連の発言について「天下の総理大臣がその場、その場でへらへら物を言い、みんなにちょっと言われればすぐ訂正。これほど総理大臣の言が軽いことはいまだかつてなかった」と厳しく批判した。

 小沢氏は「国民から『こんな内閣でいいのか、審判を仰げ』という声が必ず大きくなる」と指摘。「政府・自民党は近いうちにそれに抗し切れなくなる。総選挙はそう遠くない」と強調した。

 小沢氏は同日の記者会見では、麻生首相が追加経済対策の裏付けとなる08年度第2次補正予算案提出を来年の通常国会に先送りする方針を固めたことについて「9月末に衆院を解散していればとうに(選挙は)終わっていたのに、政治空白はますます長くなり、3カ月も4カ月も5カ月にもなってしまう」と批判した。【渡辺創】

【関連ニュース】
小沢代表:抜き打ち地方行脚…新人候補陣営中心に精力的に
民主党:次期衆院選向けのテレビCM 22日から
民主党:11人追加公認 小沢代表「総選挙近しの覚悟」
民主党:参院審議に復帰
民主:「党首会談17日中に」自民に申し入れ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081121-00000143-mai-pol