記事登録
2008年11月20日(木) 00時44分

<米消費者物価指数>統計史上最大の1.0%下落 10月毎日新聞

 【ワシントン斉藤信宏】米労働省が19日発表した10月の米消費者物価指数(1982〜84年の平均=100)は216.573となり、季節調整後で前月比1.0%下落した。下落率は、47年2月の統計開始以来最大。ガソリンなどエネルギー価格の急落が物価全体を押し下げた形だが、変動の大きいエネルギーと食料品を除いた指数でも0.1%下落し、82年12月以来約26年ぶりの大幅下落となった。

 項目別では、エネルギーが前月比8.6%と大幅に下落して物価全体を押し下げた。ガソリンは同14.2%の下落、航空運賃も同4.8%下落したほか、衣料品も同1.0%下落した。一方、食料品は同0.3%の上昇だった。

【関連ニュース】
中国:消費者物価指数4.0%上昇 10月
消費者物価指数:102.6…12カ月連続上昇 9月
消費者物価指数:2.4%上昇 11カ月連続アップ
中国:消費者物価、10月は4.0%上昇 沈静化傾向示す
消費者物価指数:先月、上昇一息

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081120-00000000-mai-bus_all