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2008年11月20日(木) 00時10分

男性の叫び声=17日夕、殺害時刻か−山口夫妻宅隣の会社員・さいたま市時事通信

 山口剛彦元厚生事務次官(66)と妻美知子さん(61)刺殺事件で、夫妻の遺体が発見される前日の17日夕、山口さん宅の隣のアパートに住む会社員男性(30)が、男性の叫び声を聞いていたことが19日、分かった。
 山口さん夫妻は17日夕方から夜にかけて刺殺されたとみられており、そのころ殺害された可能性もある。
 会社員男性は17日、部屋の窓やカーテンを閉め、午後4時ごろから横になった。午後6時から同50分ごろの間に、「おー」「わあー」という男性の叫び声を聞いた。1人の声で約10−15秒ほど続いた。
 カーテンを開けて外の様子をうかがったが、異変はなく、どちらの方向から聞こえたかも分からなかったという。
 会社員男性は「普段は閑静な住宅街なので、起きていたら外に出ていたくらいの大きさだったと思う。争うような声だった」と話した。 

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