記事登録
2008年11月19日(水) 09時04分

ウィルコムが1回線同時23通話可能なPHS内線接続サービス、月額3万1500円でTechTarget

 ウィルコムとウィルコム沖縄は11月18日、モバイル内線ソリューション「W-VPN」を拡充し、新たに「PRI専用回線サービス」を提供すると発表した。11月20日から受付を開始する。

【表:「W-VPN」サービス料金】

 W-VPNは、オフィスのPBX(内線交換機)とウィルコムの専用ネットワークを専用回線で結ぶことで、ウィルコムのサービスエリア内であれば、PHS端末で内線番号での発着信を可能とするFMC(Fixed Mobile Convergence)サービス。PHS間の通話は定額料金で利用でき(内線網・PHS間は無料)、外出など不在の場合が多い社員への取り次ぎが不要なため、通話料金を削減しながら業務を効率化できる。

 これまでは1回線につき同時2通話が可能なISDN BRI(基本インタフェース)専用回線サービスを提供していたが、今回新たに、1回線同時23通話が可能なISDN PRI(一次群インタフェース)専用回線サービスを提供開始する。従来よりも1回線当たりで利用できる同時通話数が増えるため、大規模の企業においても低コストでPHSを内線として利用できる。月額料金は3万1500円(税込み)。

 W-VPNを利用するためには、ウィルコム定額プラン、もしくはウィルコムビジネスタイム定額トリプルプランへの加入、W-VPN内線オプションの契約などが必要となる。


【関連記事】
CBA、Asteriskベースのハイブリッドホスト型IP-PBX「trixbox Pro」を発売
固定電話番号での発着信を可能にするケータイアプリ、アバイアがX02HT向けにリリース
社員同士の通話を内線扱いにして通信コスト削減

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081119-00000048-zdn_tt-sci