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2008年11月19日(水) 03時03分

50m先まで血染め足跡…さいたま元次官夫婦殺害現場読売新聞

山口さん夫妻の殺害現場付近で現場検証する警察官ら(18日午後1時11分、さいたま市で)=青山謙太郎撮影

 さいたま市南区の自宅で元厚生事務次官山口剛彦さん(66)夫妻が殺害された事件で、山口さん宅前の路上には約50メートルにわたって血痕の付いた足跡が残されていたことが18日、分かった。

 埼玉県警では、殺害直後、返り血を浴びた犯人が、徒歩で逃げた可能性が高いとみている。

 県警幹部などによると、犯人が残した足跡は玄関を出てすぐ右に曲がり、歩幅は約1メートル間隔で、足跡は1種類だった。自宅には、玄関以外に血が飛び散っている部屋はなく、山口さん夫妻が玄関先で突然、襲われたとの見方を強めている。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081118-5344510/news/20081119-OYT1T00129.htm