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2008年11月19日(水) 19時43分

ドコモ、KDDIが来年度にグーグル携帯発売へスポーツ報知

 NTTドコモとKDDIが、米インターネット検索大手グーグルの基本ソフト(OS)を使ったパソコン並みの性能を持つ多機能携帯電話(スマートフォン)を来年度にそれぞれ発売することが19日、分かった。

 両社はグーグルの携帯用無償ソフト「アンドロイド」を採用することで開発費を抑制、ネットの閲覧や動画の視聴が簡単な携帯を開発する。画面に触れて操作するタッチパネルやキーボードなどを搭載する予定。

 ドコモは韓国の携帯電話大手KTフリーテルと連携することを検討している。KDDIも開発を急いでいる。

 多機能携帯は、米アップル製携帯iPhone(アイフォーン)をソフトバンクモバイルが国内で発売し、注目を集めた。ドコモは多機能携帯を来年度に10機種近く発売する予定で、グーグル携帯も取り扱う。

 グーグル携帯は、米携帯電話大手Tモバイルが10月、アンドロイドを採用した機種「G1」を米国で発売している。

 シャープは19日、アンドロイドを使ったスマートフォンの開発を検討し、早ければ来年中にも投入する考えを明らかにした。納入先は明らかにしていない。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081119-OHT1T00196.htm