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2008年11月19日(水) 23時16分

過去最大の低下率=10月、1.0%−米消費者物価時事通信

【ワシントン19日時事】米労働省は19日、10月の消費者物価指数(CPI)が季節調整後で前月比1.0%低下したと発表した。低下率は1947年2月の調査開始後過去最大で、エネルギーの下落が全体を押し下げた。前年同月比では3.7%上昇した。
 また、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は0.1%低下した。低下率は82年12月(0.1%)以来25年10カ月ぶりの大きさ。前年同月比の上昇率は2.2%。
 市場予想平均(ロイター通信調べ)は全体が0.5%低下、コア指数は0.2%上昇だった。
 10月の項目別ではエネルギーが過去最大の8.6%落ち込んだ。このうちガソリンの低下率は14.2%と過去最大。食料品は0.3%上昇した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081119-00000205-jij-int