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2008年11月19日(水) 22時12分

<後発薬>9月はシェア24%に毎日新聞

 日本薬剤師会は19日の中央社会保険医療協議会で、2000薬局が対象の後発医薬品使用状況調査の中間報告(回答率22.5%)を行った。今年9月に調剤した全医薬品のうち、後発薬の割合(数量ベース)は平均24.9%だった。

 後発薬は先発薬(新薬)の特許切れ後、新薬と同一成分で製造される安価な薬。医療費削減のため、政府は現在20%弱のシェアを12年度までに30%へ引き上げる目標を立てている。目標達成に向け、08年度の診療報酬改定では、医師が新薬を指定しても、処方せんの「変更不可」欄に署名していなければ、薬剤師が後発薬に切り替えられることとした。

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