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2008年11月18日(火) 21時21分

大学構内を公道と勘違い、16人に誤って反則切符読売新聞

 静岡県警は18日、私道である浜松医科大(浜松市東区)の構内道路に同大が設置した一時停止の標識を、公道に県公安委員会が設置したものと浜松東署員が勘違いし、昨年11月〜今年10月に16人に対し誤って反則切符を切っていたと発表した。

 12人がすでに反則金を納めており、県警は16人の違反を取り消し、謝罪することにしている。

 発表などによると、標識は構内道路が市道に突き当たる地点の手前にあり、近くには、「この道路は大学構内道路で一般道路ではありません」との看板があった。

 県警が今年10月、反則切符を切られた同大の男子学生から「標識は公道に設置されたものなのか」と指摘されて調査し、発覚した。

 標識は、同大が通行者の安全のため30年ほど前に設置。形状は公道にあるものと同じだった。

 山田嘉雄・県警交通指導課長は「関係者に迷惑を掛け、深くおわびする。指導の徹底と再発防止に努める」とコメントしている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081118-00000052-yom-soci