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2008年11月18日(火) 18時15分

ドン・キホーテ放火女の無期懲役確定へ 最高裁が上告棄却産経新聞

 さいたま市で平成16年12月、量販店が連続放火され、「ドン・キホーテ浦和花月店」の従業員3人が焼死した事件で、現住建造物等放火などの罪に問われた、無職、渡辺ノリ子被告(51)の上告審で、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は被告の上告を棄却する決定をした。無期懲役とした1、2審判決が確定する。決定は17日付。

 公判を通じて弁護側は渡辺被告に認知症の症状があったなどとして責任能力などを争っていたが、1審さいたま地裁、2審東京高裁ともに、責任能力を認めていた。

 2審判決などによると、渡辺被告は16年12月、さいたま市内の量販店4店舗で計7件の放火や放火未遂を繰り返し、このうちドン・キホーテ浦和花月店が全焼し従業員3人が死亡した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081118-00000556-san-soci