記事登録
2008年11月18日(火) 13時19分

「2次補正、通常国会冒頭に提出すべき」自民・笹川総務会長産経新聞

 自民党の笹川堯総務会長は18日午前の記者会見で、政府の追加的総合経済対策となる第2次補正予算案について、「コンクリートされたものでないと国会で議論できないので、来年の通常国会を早めに開き(関連法案などを)全部そろえて一括処理した方がいい」と述べた。2次補正提出は通常国会に先送りすべきとの認識を示したものだ。

 笹川氏は同日朝、大島理森国対委員長から、こうした方針を説明されたことを明らかにした上で「これが最終的な自民党の決まりになると思う」と強調。さらに、民主党が新テロ対策特別措置法法改正案と金融機能強化法改正案を参院で採決しない事態に備え、臨時国会を大幅延長する可能性にも言及した。

【関連記事】
民主党、参院で審議拒否 衆院は審議に応じる
民主が仕掛けた党首会談のワナ 政府与党は苦渋の決断「会期延長」
国会大幅延長へ 党首会談平行線 民主はテロ特採決を拒否
今国会で2次補正成立を 鳩山氏、先送りを批判
政府与党に第2次補正予算案求める声強まる

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081118-00000534-san-pol