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2008年11月18日(火) 05時40分

捜査車両が事故、女性軽傷=スピンで衝突、被害車全損−長崎時事通信

 長崎県警機動捜査隊の車両が佐世保市で昨年8月、運転ミスで衝突した軽乗用車を全損させ、女性に2週間のけがをさせていたことが17日、分かった。女性は7カ月通院したが、県警は事故を発表していなかった。県警監察課は「けがの程度が軽く、診断待ちだったので発表しなかった」と説明している。
 県警によると、事故があったのは2007年8月3日午前1時15分ごろ。佐世保市春日町の国道で、機動捜査隊の車両が赤色灯とサイレンを鳴らしながら緊急走行中、スピンして対向車線に飛び出し、前方から走ってきた軽乗用車と衝突した。
 軽乗用車を運転していた同市内の50代女性は首のねんざと右肩打撲などで2週間の軽傷と診断され、7カ月通院した。軽乗用車は全損、捜査車両も左前部分が破損した。
 捜査車両には機動捜査隊所属でいずれも30代男性の警部補と巡査長が乗っていた。警部補がハンドル操作を誤り、事故を起こしたとしている。県警は警部補を書類送検した。 

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