記事登録
2008年11月18日(火) 09時58分

警視庁警視、酒酔い運転容疑で逮捕 前の車に接触、逃走産経新聞

 茨城県警稲敷署は17日夜、道交法違反(酒酔い運転)の現行犯で、同県龍ケ崎市小通幸谷町、警視庁総務部施設課管理官の警視、日高幸二容疑者(50)を逮捕した。「酒を飲んだのは間違いない」と容疑を認めている。

 調べでは、日高容疑者は同日午後7時25分ごろ、同県稲敷市下馬渡の県道で乗用車を運転。前を走っていた稲敷市内に住む公務員の男性(53)の乗用車を追い抜く際に、左前のバンパーを接触させた。

 そのまま逃走したため、男性が追跡。約15分後、男性が約2キロ先で日高容疑者の車が道路脇のわだちにはまっているのを発見し、その場で110番通報した。駆けつけた警察官が日高容疑者から事情を聴いたところ、酒のにおいがして、まっすぐに歩けない状態だった。

 日高容疑者は、同日は休暇をとっていた。逮捕後、取り調べには応じているものの、呆然(ぼうぜん)とした様子で、何度も「申し訳ない」と繰り返しているという。

 中村格・警視庁警務部参事官の話「警察幹部として、あるまじき言語道断の行為であり、誠に遺憾である。茨城県警の捜査結果を踏まえ、厳正に対処したい」

【関連記事】
「息子、生きる価値ない」と容疑者の父 富田林・ひき逃げ
自宅からわずか20メートル 被害者を放置した市川容疑者
市川容疑者、事件直前まで長時間飲酒か 大阪・富田林ひき逃げ
のうのうとホストに転身、関係者ら改めて怒り 大阪・梅田ひき逃げ
【主張】飲酒ひき逃げ 殺人にあたる凶悪犯罪だ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081118-00000508-san-soci