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2008年11月18日(火) 08時01分

「過激演出」ストリップ嬢ら逮捕…なぜ?「陰部をことさら露出」スポーツ報知

 客に裸の下半身を露出したとして警視庁保安課は17日までに、東京都渋谷区の老舗ストリップ劇場「道頓堀劇場」の経営者・松井勇容疑者(65)とストリップ嬢・野中友容疑者(36)を公然わいせつの疑いで、また従業員4人を公然わいせつほう助の疑いで逮捕した。

 調べによると、松井容疑者と野中容疑者は15日午後1時ごろ、劇場の51人の客にわいせつ行為を見せた疑い。従業員らは入場券を販売したり照明を当てるなどして、わいせつ行為を手助けした疑い。

 当時、劇場ではストリッパー7人が出演していた。「ゆの」という芸名で知られていた野中容疑者は最も人気があり、自身の舞台の演出も考えていたという。近くの風俗案内所の男性従業員によると、野中容疑者は“過激な演出”で勝負するタイプだという。

 現場周囲では「舞台では以前から、同じようなことをしていたのに、なぜ(今)逮捕?」と疑問の声も。その理由について警視庁は「陰部をことさら露出した、としか言えない」としている。

 道頓堀劇場は1970年ごろ開店した老舗。周辺によると、今でも朝から行列ができるほどの人気ぶりで「月1600万円の売り上げがあったようだ」という。ショーの合間のコントも売りものの一つで、コント赤信号や、ダチョウ倶楽部のリーダー肥後克広さんら一流芸能人を輩出している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081118-00000092-sph-soci