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2008年11月18日(火) 11時40分

出動中の救急車が衝突事故で消防隊員ら5人軽傷スポーツ報知

 18日午前3時20分ごろ、静岡県富士宮市小泉の県道交差点で、119番を受け、患者宅に向かっていた救急車や富士宮市大岩の会社員望月康広さん(24)の乗用車など計3台が絡む事故が発生。救急車の消防隊員3人と、ほかの2台の望月さんら男性2人がいずれも頭を打つなどして軽傷。

 富士宮署によると、救急車は富士宮市芝川町消防組合の所属で、渡辺真史消防士長(37)が運転していた。サイレンを鳴らして青信号の交差点に進入。望月さんの車と出合い頭に衝突した後、弾みで対向車線に飛び出し、トラックと正面衝突した。

 救急車は「家人が就寝中に意識がなくなった」という連絡を受け、市内の民家に向かっていた。患者女性(83)は、事故からは約5分後、最初の出動からは約10分後に出動した別の救急車が搬送したが、病院で死亡が確認された。救急車が患者宅に到着した時点で心肺停止状態だったという。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081118-OHT1T00192.htm