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2008年11月17日(月) 12時44分

財政再建目標より景気対策を=解散は「春先以降」−細田自民幹事長時事通信

 自民党の細田博之幹事長は17日午前、名古屋市内で講演し、2011年度にプライマリーバランス(基礎的財政収支)を黒字化させる政府の財政再建目標について「借金を増やさないことだけにこだわると経済活動が縮小し、デフレ減少を起こす」と述べ、景気対策を優先すべきだとの考えを示した。
 また、細田氏は「来年度本予算でもしっかりと景気対策をやっていかないといけない。そのためにはプライマリーバランスの11年度の均衡化ばかりを頭に置くのではなく、多少借金が増えたとしても景気につながればいい」と語った。
 一方、細田氏は、衆院解散・総選挙の時期について「今の経済状況から見ると春先以降になる。来年度予算案を通して、どうにかこれで対策が一段落したなというところで考えるのが本来の筋だ」と述べた。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081117-00000051-jij-pol