2008年11月16日(日) 01時35分

検査拒否、台湾船船長を逮捕＝宮古島沖で海保（時事通信）

　巡視船の立ち入り検査を拒否したとして、宮古島海上保安署は15日、漁業法違反（立ち入り検査忌避）の現行犯で、台湾籍のはえ縄漁船「永昇」（49．82トン、9人乗り組み）船長の陳建豊容疑者（40）を逮捕した。
　調べによると、同日午前4時すぎ、沖縄県宮古島平安名崎灯台北東約83キロの日本の排他的経済水域（EEZ）内に、「永昇」が停泊しているのを宮古島海上保安署の巡視船が発見。同9時45分ごろ、巡視船が立ち入り検査のため拡声器や汽笛で停船を命じたが逃走したため、船体を当てて停止させ、午後6時20分ごろ、海上保安官が立ち入って陳容疑者を逮捕した。
　同保安署が、現場海域に立ち入った理由などを調べている。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081116-00000007-jij-soci