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2008年11月16日(日) 09時56分

竜馬と鞆のつながり学ぶ中国新聞

 坂本竜馬をモデルにしたNHK大河ドラマ「龍馬伝」の放送決定を受け、福山市鞆町、市鞆の浦歴史民俗資料館で15日、市内の観光ガイドを対象に、竜馬と鞆のつながりを学ぶ研修会があった。

 幕末志士の研究家である徳島大の渋谷雅之名誉教授が講師。ボランティアスタッフ約50人が参加した。渋谷教授は、江戸末期に福山市沖で竜馬率いる海援隊の船が紀州藩の船と衝突、沈没したいろは丸事件を解説。徳島大薬学部の創始者・長井長義が日記に、当時の概要を詳細に記していた理由を「長井は阿波藩のスパイで、報告書を書く前に日記としてまとめていた」などと説明した。

【写真説明】いろは丸事件について、観光ガイドに説明する渋谷名誉教授(右端)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811160078.html