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2008年11月16日(日) 09時56分

色彩から街づくり考える中国新聞

 街の景観のあり方を色彩から考える「公共の色彩フォーラムin広島」が15日、広島市中区であった。東京の市民団体「公共の色彩を考える会」の主催で、県内外から建築関係者や市民ら約30人が参加した。

 平和記念公園周辺の建物の高さや色合いなどを制限する計画策定を市が進める中、「街づくりを考えるきっかけに」と実施した。参加者は市職員の説明を聞きながら公園内を散策し、周辺のビルの色合いや屋外広告の設置状況などを観察した。

 続いて県立総合体育館に会場を移し、平和大通り周辺のビルで、屋外広告を取り外したり、社名を通りに面していない側に表示したりしてもらうなど、市の取り組みを担当者が紹介した。16日は廿日市市宮島の町並みを視察し、ワークショップを開く。

【写真説明】平和記念公園周辺の景観について市職員(右端)の説明を聞く参加者

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811160088.html