2008年11月16日(日) 20時11分
ロスで山火事、1万人避難(産経新聞)
【ロサンゼルス=松尾理也】ロサンゼルス北郊など米カリフォルニア州南部各地で大規模な山火事が発生し、15日までに住民1万人以上が避難したほか、500を超える移動式住宅が全焼するなど、大きな被害が出ている。
乾燥した強い季節風「サンタアナ」にあおられて火勢は拡大。焼失面積は32平方キロを超え、ロサンゼルス郡などに非常事態宣言が発令された。
火事の影響で、主要高速道路が一時通行止めとなったほか、送電線が焼け落ちるなどしており、今後の電力供給にも不安の声が上がっている。
南カリフォルニアでは夏から秋にかけて山火事が頻発するが、近年住宅地が山間地に拡大しつつあることから、被害が拡大傾向にあると指摘されている。昨年10月には、サンディエゴ郡を中心に大規模な山火事が発生し、約2000戸が焼失、約50万人が避難した。
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