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2008年11月16日(日) 18時24分

外部役員、初めて理事会議論に参加 相撲協会産経新聞

 初めて理事会の議論に参加した理事で東大名誉教授の伊藤滋氏は「観客のサポートなしに相撲は維持できない。力士と観客の世界をつなげるのが重要」、理事で元東京高検検事長の村山弘義氏は「八百長を含め誤解を受けかねないような状態を浄化しなければいけない」、監事で元警視総監の吉野準氏は「活発な議論が行われていて大変驚いた。公益法人では珍しいのではないか」などとそれぞれ述べた。

 一方、武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は「3人の先生に最近の不祥事について意見を頂いた。薬物にかかわる問題を起こしたことは、協会として申し訳ない。一般的に八百長といわれる無気力相撲に対しては、これまで通り厳しく処分していく」と話した。

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