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2008年11月15日(土) 11時01分

業務停止:健康食品に根拠ない効能 道経済産業局、4社に /北海道毎日新聞

 明確な科学的根拠がない健康食品に効能があるように装い電話勧誘で販売していたなどとして、北海道経済産業局は14日、札幌市の電話勧誘販売業者4社を特定商取引法違反(不実告知など)と認定し、15日から3〜6カ月間の業務停止を命じた。4社は年間5000万〜1億数千万円を売り上げており、2000人以上が被害に遭ったと推計される。
 4社は、いずれも札幌市中央区のサンセル(田辺誠和社長)=停止期間6カ月▽イデール(同)=同▽クレディ(江口幸彦社長)=同3カ月▽アヴァンセコーポレーション(牧野勝利社長)=同。ほぼ共通の会話マニュアルを使って、道内や東北地方の高齢者に違法な電話勧誘を繰り返していた。
 サンセル、イデールの両社はサンプロフィット(田辺誠和社長、札幌市中央区)が電話で集めた健康情報から勧誘をしていた。3人の社長は別会社で同僚だったり、親せき関係があるという。【高山純二】

11月15日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081115-00000017-mailo-hok