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2008年11月15日(土) 06時04分

国交省キャリア、勤務中にデリヘルスポーツ報知

 国土交通省は14日、週刊誌「SPA!」(扶桑社)の11月4日号で、勤務時間中に外出してデリバリーヘルス(無店舗型性風俗店)を利用したなどと報じられた同省航空局の男性キャリア職員(27)を国家公務員法の職務専念義務に違反したとして減給10分の2(6か月)の懲戒処分にした。

 国交省は「著しく不適切な行為で誠に遺憾。職員の服務規律の保持について、より一層の徹底を図る」とした上で、問題の職員については「仕事ぶりはまじめで反省している」と説明している。

 国交省によると、この職員は今年7月1日、上司の依頼で地図を購入するために、午後3時すぎに東京・霞が関の職場を出たが、JR鶯谷駅に向かい、サービスを受けてから地図を購入。約3時間後の午後6時に職場に戻ったという。その間、上司らは会議などがあり、この職員が長時間外出していたことに気づかなかったという。

 SPAによると、デリバリーヘルスに勤務する風俗嬢の証言を掲載。勤務時間中に、都内のホテルで、この男性職員に80分2万円のサービスをしたという。職員は国交相のIDカードなどで身分を示し、自慢話を聞かせるなどしていた。その後、交際に発展したが、破局したという。

 国交省が本人に事情を聞いたところ、事実と認めたため、処分した。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081115-OHT1T00086.htm