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2008年11月14日(金) 08時25分

NY株急反発、552ドル高 上げ幅は史上3番目東京新聞

 【ニューヨーク13日共同】13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、前日までの急落の反動から幅広い銘柄が買い戻されて4営業日ぶりに急反発し、史上3番目の上げ幅となる前日比552・59ドル高の8835・25ドルで取引を終えた。

 米景気後退への懸念から下げ幅が一時、317ドルに達し、約1カ月ぶりに8000ドルの大台を割り込んだ後、上昇に転じる乱高下となった。1日の値動きは計911ドルに達した。ダウ平均を算出しているダウ・ジョーンズによると、データが残っている1995年以降では3番目の値動き幅。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は97・49ポイント高の1596・70。一時、2003年4月以来の安値水準となった。

 ダウ平均は前日までの3営業日続落で計661ドルも下げ、割安感の強まったハイテクや小売り関連を中心に買われた。今週末に開かれる緊急首脳会合(金融サミット)への期待感も上昇を後押しした。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008111401000105.html