記事登録
2008年11月14日(金) 13時37分

米で500万人参加し震災訓練 カリフォルニア州南部東京新聞

 【ロサンゼルス13日共同】地震多発地帯の米カリフォルニア州南部で13日、マグニチュード(M)7・8の地震が起きたとの想定で避難訓練が行われ、ロサンゼルスなどで500万人以上が参加した。米メディアによると、米国ではかつてない大規模な震災訓練。

 専門家の試算では、カリフォルニア州南部でM7・8の地震が起きた場合、1800人が死亡、2000億ドルの損害が出る恐れがあるという。訓練は学校や病院、公共施設などで実施され、一部のテレビやラジオも番組を中断して架空の地震発生を知らせた。

 米地質調査所は、カリフォルニア州で30年以内にM6・7以上の地震が起こる確率を99・7%、M7・5以上の地震は46%と予測している。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008111401000258.html