ロ大統領、オバマ次期政権に期待　対米関係改善で（東京新聞）

2008年11月14日(金) 07時47分

　【モスクワ１４日共同】ロシアのメドベージェフ大統領は１３日、訪問先フランスのカンヌでの講演で「われわれは米国との友好関係を発展させる用意がある」と述べ、オバマ次期大統領との間で第２次大戦後最悪ともいわれる対立に陥っている米ロ関係を改善させることに強い意欲を示した。タス通信が伝えた。

　メドベージェフ大統領は「新しい米大統領が（さまざまな問題を）先入観なく見るよう期待している」と強調。「オバマ氏が対ロ関係を米国の優先課題の一つと考えていることは歓迎できる」と述べた。