記事登録
2008年11月14日(金) 14時09分

東武東上線の踏切で立ち往生の車に列車衝突スポーツ報知

東武東上線の急行列車と軽ワゴン車が衝突した踏切の事故現場=共同通信社ヘリから

 14日午前8時45分ごろ、埼玉県富士見市水子の東武東上線の踏切で、立ち往生した軽ワゴン車に森林公園発池袋行き急行電車(10両編成)が衝突した。軽ワゴン車は大破したが、運転していた農業の男性(78)=同市=は衝突前に逃げ、電車の乗客約1600人にもけがはなかった。

 東入間署は過失往来危険の疑いで、男性から事情聴取。「前方にほかの車があったので踏切から出られなくなり、慌ててしまった」と話しているという。

 同線は池袋—小川町間の上下線で一時運転を見合わせたが、午前11時半に全線で運転を再開。上下線計118本が運休し、約5万7000人に影響が出た。

 現場はみずほ台駅の南東約400メートル。クレーンで大破した車をつり上げ、線路外に撤去した。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081114-OHT1T00153.htm