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2008年11月14日(金) 16時18分

米当局、中国産乳製品の輸入を中止 メラミン混入問題でCNN.co.jp

(CNN) 米食品医薬品局(FDA)は13日までに、中国からの乳製品に有害物質メラミン混入の恐れがあるとして、輸入を全面的に中止すると発表した。
FDAがウェブサイトに掲載した警告は、「汚染された牛乳成分は中国の食品供給プロセス全体に広がっている」との見解を示した。米国をはじめ、少なくとも14カ国で、メラミンが混入した中国産乳製品が見つかったとも述べている。
輸入中止の対象としては、シリアルやスナック食品、チーズ、アイスクリーム、炭酸飲料、キャンディー、ペットフードなど数十品目が挙げられた。
米国では昨年、中国からメラミンの混入したペットフードが輸入され、犬やネコの死が相次いだ。今年9月には、中国で粉ミルクのメラミン汚染により多数の乳児に健康被害が見つかり、少なくとも4人が死亡したと報じられた。これを受けてFDAは10月、メラミン混入を確認した一部食品の輸入を中止していたが、今回の措置で対象を拡大した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081114-00000006-cnn-int