14日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=96円台後半に反落した。円は対ユーロでも大幅に下落した。
午後5時現在は、前日比1円22銭円安ドル高の1ドル=96円87−90銭。ユーロは4円44銭円安ユーロ高の1ユーロ=123円11−15銭。
前日の米株高で米経済に対する過度の警戒感が薄れたことから、朝方は円売りドル買いが先行して98円10銭まで下落した。その後は金融サミットを控えて見送りムードが強かったが、夕方になって米景気不安が再燃して円が買い戻されて、96円台後半に下げ渋った。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008111401000705.html