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2008年11月14日(金) 08時06分

消費生活センター 苦情トップはオンライン関連 工事の訪問販売も増加 和歌山産経新聞

 平成20年度上半期に県消費生活センターへ寄せられた苦情相談は2843件で前年同期比11%減少し、架空請求がピークだった16年度同期(6937件)の4割に減った。ただ、「ワンクリック詐欺」などのオンライン関連サービスや、訪問販売で契約した工事・建築に関する相談は増加している。

 相談のうち、最多はワンクリック詐欺や悪質サイトからの不当請求などオンライン関連サービスの600件で2割超を占めた。前年同期比5%増となり、なかでも20代からの相談は23%の大幅増だった。

 次いで多かったのがフリーローン・消費者金融関連(235件)で、はがきを使った架空請求など(188件)、工事・建築(101件)と続いた。工事・建築は、独り暮らしの高齢者宅を訪問し、その場で耐震補強工事や瓦補修工事などの契約を求めるケースが目立ち、前年同期比で36・5%増加した。エステティックサービスに関する相談も、大手・中堅の倒産が相次いだことから4倍増の60件が寄せられた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081114-00000056-san-l30