記事登録
2008年11月13日(木) 22時32分

DS用海賊版ソフトを販売、「DSGAMEJP」運営の男女3人を逮捕Impress Watch


 京都府警生活経済課ハイテク犯罪室と南署、山科署は13日、ニンテンドーDSの海賊版ソフトをネット上で販売していたとして、大阪府寝屋川市の男女3人を逮捕した。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が明らかにした。

 逮捕されたのは、いずれも寝屋川市在住で職業不詳の男性(37歳)、有限会社代表取締役の女性(58歳)、職業不詳の男性(21歳)。京都府警の捜査員がサイバーパトロールで「DSGAMEJP」を発見したことが端緒となって、逮捕に至ったという。

 男性らは、自ら運営していたサイト「DSGAMEJP」で7月26日、京都市の男性に対し、任天堂の「マリオパーティDS」など5タイトルのゲームデータを無断で複製したmicroSDカードを、郵送で販売していた疑いが持たれている。

 調べによると、男性らは運営していたサイトに「DSゲームはダウンロードする時代」「全てのゲームが0〜500円」などと明記。ニンテンドーDS用ゲームソフトを大量に無許諾でアップロードし、ユーザーに有償でダウンロードさせる仕組みを構築していた。また、複製したゲームソフトを動作させるために必要となる「マジコン」の一種である「R4」も販売していたという。

 任天堂とソフトメーカー54社は、マジコンを輸入・販売している5社に対して、不正競争防止法に基づく輸入・販売差し止めなどを求める訴訟を、7月29日に東京地裁に提起している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081113-00000059-imp-sci