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2008年11月12日(水) 00時00分

千光寺山の洋風長屋に補助中国新聞

 尾道市中心部の歴史的な町並みを残すため、市が建物の外観の改修費を補助する「まちなみ形成事業」の対象に、千光寺山斜面の西土堂町にある洋風の長屋が選ばれた。補助第3号で、2005年以来3年ぶりとなる。

 長屋は昭和初期の建築とみられ、木造平屋128平方メートル。モルタルの下地で凹凸のある外壁や屋根の形など見た目は洋風で、内部は和風。地元の地主が大正末期から昭和初期にかけて建築し、今も15棟が残る洋風住宅群の1棟を成す。

 補助金は195万3000円。老朽化が進む外壁や屋根などを建築当初の姿に復元し、年度内の完成を目指す。

【写真説明】まちなみ形成事業の対象に決まった洋風の長屋(点線内)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811120025.html