記事登録
2008年11月12日(水) 00時00分

柿すだれ、だいだい色の波<動画あり>中国新聞

 正月の縁起物として鏡もちに飾られるくし柿作りが、全国有数の産地、尾道市御調町菅野地区でピークを迎えた。紅葉に染まる里に、だいだい色の「柿すだれ」が彩りを添えている。

 農業植岡克己さん(82)方では、庭と畑のやぐらに約2500本のくし柿がずらり。くし柿は、実がくしの両端に2個、真ん中に6個並び、「外はにこにこ、仲むつまじく」を表す家庭円満の縁起物。12月中旬、菅野地区と周辺の生産農家約30戸が、JA尾道市を通じて7万5000本を出荷する。

 動画はこちら

【写真説明】くし柿の色や乾き具合を確かめる植岡さん(撮影・増田智彦)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811120021.html