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2008年11月12日(水) 00時00分

Q「裁判所で、たばこは吸えますか?」読売新聞

 『私はヘビースモーカーで、毎日たばこが手放せません。裁判員になっても裁判所では、たばこは吸えるのでしょうか。』

 こんな夫婦の会話を想像してみてください。

 「裁判員候補に選ばれちゃったよ。堅苦しそうな裁判所なんて役所、きっとたばこは吸えないだろうな。苦痛だよ」

 「あなた、まさか法廷でもプカプカやるつもりだったの? 最近は、これだけたばこの害についても言われているのに……」

 裁判所では、「受動喫煙」を防ぐため、全館で分煙を実施しています。愛煙家の方には、休憩中や昼食の時間帯に限り、排煙設備のある所定の場所で喫煙していただくことができます。

 奥様に指摘されるまでもなく、法廷で審理が行われている間や、裁判官と評議を行う時間などでは、喫煙は遠慮していただくことになります。

 (札幌地裁総務課長 安藤正樹)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/feature/hokkaido1225248391333_02/news/20081112-OYT8T00242.htm